茶羊羹

	銅鍋に角寒天と水を入れ、火に掛け溶かします。寒天の品質は、美味しい茶羊羹を作るために重要なので、光林堂では、特別製の角寒天を使用します。
寒天が溶けたら砂糖と生餡を入れ煮溶かます。
	細かく刻んだ川根茶をたっぷり入れます。入れるタイミングが、重要です。なお、お茶を入れている様子は、お見せできません。企業秘密です。
美味しい茶羊羹を作るには手練りでないとだめです。機械では微妙な調整が出来ないためすべての作業を手で行います。手の感触を頼りに練り上げます。
	練りをやめ銅鍋から舟に移します。なんと鍋をあげるタイミングは、羊羹を練っている手の感触と練っている音で判断するそうです。あげるのが遅くれると煮詰まって量が減ってしまい舟にピッタリ収まりません。
舟に移し終えた茶羊羹。つやつやしていてきれいです。量もピッタリまさに職人芸。
	自然に冷やし固まらせます。
出来上がった茶羊羹。　すごい光沢でとても綺麗です。
	同じ大きさに切り分けます。茶羊羹は、なるべく手で触らないようにします。形が少しでも崩れると、味が落ちます。
切り分けた茶羊羹。
	ひとつひとつ、丁寧に包みます。見ていると簡単そうですが、茶羊羹が柔らかいため、うまく包めません。又、長い時間手に持っていると体温で暖まってしまい品質を落とすそうです。
あっという間に包装してしまいます。私も１つ手伝わせてもらいましたが、うまくいかず商品にならなかったため胃袋のなかへ入れました。(^^)
	出来たばかりの茶羊羹。すべて手作りのため１度に沢山は出来ません。
右　店主　渥美享　（とおるちゃん）お菓子作りに誇りとこだわりを持った人です。話題が豊富で、気さくなとてもいい人です。左　光林堂の若大将　渥美真　（まっこー）見た目はちょっと悪そうで、お酒も大好きだけど気は優しくて力持ち。みんなに好かれる人気者です。２人とも中川根では、とても有名な人です。
	銘茶羊羹（100円）　の他にお茶餡が美味しい　川根路最中（９5円）中川根町商工会地域振興活性化事業商品ゆずパウンドそばパウンドよもぎパウンド　　　　　各？円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（税別価格）など、他店では味わえない中川根の、自然の恵みを生かした手作りのお菓子が、たくさんあります。